霊的な力を全発揮させることへの渇望…それは怒りとなる。

奇跡を体験するために、あなたは生まれてきています。あなたにとっての奇跡とはなんですか?

あなたの魂が歓喜し感動するもの、あなたはそれに近づいています。

解説は次回となりますが、まずは”彼女”が与えてくれたメッセージを共有させていただきます。 


 

~あなたへのスピリチュアルメッセージ~

 
 
 『あなたはすべきことをしている』『なにひとつ間違いはなくすべては順調』
 
 あなたが疑わず自分へ求めるメッセージは、これだけなのです。
 
 あなたは、霊的な存在から何を求められ、自分はどう在るべきかを常に感じ取っています。その作業にいのちを懸けているかのように、どこかそれは強迫観念のようにもみえます。
 
 あなたが霊的なしごとをするとき、あなたは目の前のひとに向き合いながら、同時に自分がどうあることが霊的な存在から求められているかを感じ取っては、その意に沿えているか自分の意識や行いを確認し続けています。それをせずにはおれないのです。
 
 神聖なる存在に応え、目の前のひとに応え、あなたは自分を消しながら、彼らのために生き、彼らに人生を捧げ、彼らを神とし感謝するのです。
 
 確かに『あなたはすべきことをしている』のです。『なにひとつ間違いはなくすべては順調』なのです。
 
 けれども、いまのあなたは、そのような当たり前の言葉、当たり前の事実について聞かされたいのではないのです。
 
 そのような言葉がいまのあなたに必要なのではありません。あなたは、自分が常にそう言われるだろうと解っています。それなのに、あえてメッセージを求めるあなたの魂にほとばしるのは、深い怒りなのです。
 
 あなたの魂の怒りとは、この世界での怒りの概念とは一致しません。
 
 あなたの怒りは、大きな霊力を持つ者の宿命でもあります。それは、自分に与えられた霊的な力を全発揮させることへの渇望であり、つまりそれは、未だそれが出来ていないという怒り、憤りなのです。
 
 『すべきことをし』『あるべき姿でいる』はずのあなたですが、あなたのなかに潜む怒りは、『すべきことをしているじぶんに甘んじ』『あるべき姿でいると自負することで胡坐をかいている』、そのような自分の在り方にふつふつと怒りが湧くのです。
 
 きっと、あなたが体験し、見聞きする現実が、それに影響を与えてもいるでしょう。
 
 あなたは解っているのです。自分という魂の役割の果たし方や霊力の活用は、いつも受け身であることを。魂の歴史(前世)でも、自分が出来ることの可能性や多様性を感じながらも、それは決して独り歩きしてはならないと思いこまされてきたのです。
 
 霊的な役割を持つものは、“スピリチュアルな意識を持つわたしたち”の枠を出てはならず、個の意識を持ちすぎてはならず、わたしたちは常に全体の調和でなければならないと、そう思いこまされてきたのです。
 
 確かにそれは、ある時代では正解であり、あなたの力を最大限生かすことであったでしょう。けれども、いま、自分はそれと同じ在り方を最善だと思うことで、自分の生き方(=生かし方)を選び間違っているのではないかとかすかに感じてもいるのです。
 
 個を主張すべきではない、それが慎ましく、最も崇高な意識であり、神と一体化することである。
 
 この概念は、いまのあなたにとって、いまという時代のこの状況において、本当に最善で崇高なものであるのか。あなたは、かすかな疑問を抱きながらも、それをどうにか収めてゆこうとしているのです。
 
 しかし、あなたは、『あなたはすべきことをしている』『なにひとつ間違いはなくすべては順調』というメッセージに終始すれば、『ああやはり、そうだ。そうあるべきだ。』とほっとしながらも淋しさを拭えず、どこか懐かしい切なさに酔いしれます。その在り方を納得することは、自分の人生の先が見えたような、もう終わったと感じるような、個としての自分を自他に強く感じさせて新しい領域に踏み込むことは一生ないのだと思うような、終わりを感じるのです。
 
 終わりを感じながら、静かに正しく慈愛として生きることは、想像するだけで“地獄“でもあるのです。それを静かに終えるには、耐え忍び、美しく儚く感動するものへ心を奪われるような陶酔をしなければならないことでしょう。
 
 あなたの魂の奥底では、いま、それとはまったく異なる自分についての話、別の人生があったらどういう自分の生き方があるのかを聞かされたいのです。
 
 これから伝えるメッセージは、あなたがすでに何度も聞かされていることです。
 
 それは、『あなたには、あなたが頑なに守る役割や在り方とは別の可能性や役割や生き方がある』ということです。
 
 あなたの魂は、定期的にそのお話を聞きたくなります。決して、あなたが強い我欲や自惚れを蓄積しているからそうなるのではありません。あなたは自分という、もっと愛とパワーを与えられる可能性を感じ続けているのです。
 
 自分の中からも、どこからかそのような声が、かすかにだが聞こえる…。
 
 あなたは、その声をいつも気が付かないふりをし、かき消してしまっているのではないかという、どこか申し訳なさのような切なさを膨らませ、この話を時折、思い出すのです。そして、それを納得しながらも拒絶したくなり、拒絶しながら深く安堵するのです。
 
 それほどまでに、何度も確認したくなる『わたしが秘める可能性』『別の生かし方』。けれども、それを聞くとそれだけで安心をし、やはり自分の在り方はこれまで通りだという結論に早々になる。
 
 あなたを安堵させ、あなたの内なるエネルギーを奮い立たせ爆発させるためにも、その言葉をまた、あなたに囁きましょう。
 
 【あなたは、別の在り方を選択するべきです。】
 
 【あなたは、もっと前へ出るべきです。それは役割を果たすために。】
 
 【あなたは、もっと力強くひとをひっぱってゆくべきです。それは不安な人々を安心へ向けるために。】
 
 【あなたは、自分の姿(声や顔や所作)をもっと人に見せるべきです。それはあなたという魂をはやく多くの魂に見つけてもらうために。】
 
 【あなたは、強い欲求を持つべきです。それはいつも、他の為になり、利他的なあなたの望みを叶えるからです。】
 
 【あなたは、リーダーとして華々しく立ち上がるべきです。それは、美しい世界を創るための貢献であり、あなたの大好きな人類のための犠牲となり、あなたを満たし至福感を得て感動するために。】
 
 この生き方は、あなたとこの世に奇跡を起こすでしょう。
 
 さあ、選択は自由です。ロマンチックに悩み悶絶し、輝いてください。
 
 
椋木和美
  • 2020年12月12日 13:59 / Comment(0)

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