犠牲者たちから気付かされる、わたしたちの世界の真実

新しい令和という時代を、仲睦まじい家族は一緒に迎えるはずだった。

けれども、それは叶わなかった。

幸せな人生を叶わせてもらえなかったけれど、遺された悲痛な彼の想いは、その言葉とエネルギーによって大きな影響力となり、これから起こる人間の過ちをなくす力となる。

犠牲者たちは、なんでもない日常を持ち続けることが出来なかったけれど、それと引き換えに誰もが出来ないような、特別な、大きく求められる役割を得ることが出来た。

それを、彼らの魂は求めていたのだろうか。

どうして、こんなにも悲痛な経験をさせられて、彼らは目覚めさせられなければならなかったのだろうか。

大きな役割を果たす純真な魂ゆえに、大きな力でそこへと導かれなくてはならなかったのだろうか。

彼らはそのようなものは今世求めていなかったのです。なんでもない日常を、体験したかったのです。

彼らが、自分の魂を生かす役割を求めていたのではないのです。

世の中の多くの人が目覚めることが出来ず、立ち上がることが出来ず、衝撃で揺さぶってくれる誰かの言葉やエネルギーを自分たちが目覚めるために求めてしまったのです。

多くの人が目覚めることが出来ずに悶々としていると、誰かがそのエネルギーを受けて、彼らに求められ、動かされる状況を与えられてしまうのです。

このような現象を、いくつも見てきた平成です。

誰もが心を痛めるような不幸を経験する彼らは、何かのカルマや、引き寄せや、運の悪さや行いの悪さが誘因となり、気の毒でならない状況になったのだろうか。

スピリチュアル界の、ある人は言います。

『本物になれば、幸せである』と。

『本物になれば、お金に困らない』と。

『本物になれば、悲痛な顔はしていない』と。

『本物になれば、悪い人生を歩んではいない』と。

 

いつもラッキーで、お金持ちで、キラキラしていて、華やかで、にこやかである『本物を、見抜きなさい』と。

 

クソくらえだ。

本物って、なんだ?

そんなものをすごいと思う人を育てたいのか。

それは、そのように装った自分を本物だと信じこますためなのか。

本物を見抜けない人たちがそのようなものになれば、そうでない人より自分が幸せで優れている思う。

そして、そのようなものになり、それを人に見せびらかす。

それは、何だ??

光り輝く存在とは、なんだ?

そんなものは、いくらでも作為的に創り出すことが出来ると、信じ込んだ者たちは見破られないだろう。

お前らの目は、ふしあななのか?

 

苦しみを授かり、苦しみから役割に導かれ、運が悪いとしか言いようのない苦しみから魂の純度を高め、貢献し導く人たちがいるのです。

苦難を恨まず、自暴自棄にならず、あきらめず立ちあがってゆくことで、世の中の役に立ち、多くを導き、命を全うすることを歓びとするのです。

キラキラウキウキしている人には決して出すことの出来ない隠れた想いを、そうした人たちには吐露できる魂が多く彷徨っているのです。

あなたがもし、いま幸せでなくても、お金持ちではなくても、キラキラしてはいると言えそうになくても、華やかとは程遠くても、にこやかにもなれなくても、いいのです。むしろ、そうであるよりも、完璧なくらいです。

信じられないような運の悪いことが起きる、不幸続きでお金に困っている、イライラしている、どんより落ち込んでいる、癇癪を起してしまう、自己否定が強い。このように、自分はキラキラしていないゾと悩み続ける魂こそが、本物であり、光り輝く存在であり、他を導く大きな役割へと導かれる魂なのです。

これが、平成の終わりに向け創り上げられた、わたしがみるスピリチュアルな世界の真実です。

その真実は、平成の時代の犠牲者たちである導き手によって、令和に流しこまれます。

それは苦しみ時代の継続として次の時代へ流し込まれるのではなく、真実を見抜くための美しい愛と智慧として、優しく流し込まれるのです。

わたしたちの住む世界では、まやかしの幸福が示す価値観や真実は、悪臭を放ちながら目の前を通り過ぎ、わたしたちの心に突き刺すことなく異次元へとヘドロのように流れてゆくでしょう。そのヘドロと悪臭がなくなったとき、わたしたちの目の前には、これまで見えていたものとは別の世界があるでしょう。

 

愛する家族が二人も事故に巻き込まれ亡くなった彼は、あなたが欲してならない魂の特別な役割など、今世求めていなかったのです。なんでもない日常を、体験したかったのです。

けれども、彼は激しい感情を昇華しながら数日で自分に与えれた役割を受け入れ、これまでとは違う形で愛する家族とともに生きると決意し、慎重に選んだ言葉から、その表情から、エネルギーにしてわたしたちに注いでくれたのです。

彼の数日での決意は、きっと、瞬時の決意に近いほどの短い時間でしょう。それを支えているのは、彼が生きてきた魂の歴史であり、亡くなったお二人から注がれる愛なのではないでしょうか

彼らに何かを感じたなら、あなたも、人類の意識の変革に貢献する、光の役割に目覚める人です。

あなたは必ず、ライトワーカー(意識の進化の貢献に関わる人たち)としての役割を果たさなくてはならない人なのです。

その始まりは、あなたがいま目にしている自分の人生が、美しい人生だと気付くこと。

あなたの人生が不幸だと思わせる人たちの思惑にはまってはなりません。

あなたは、いま経験している人生しか、求めてはいないのです。それを知ることこそが、あなたが誰かを助け癒すのだと気付いていください。その気付きは、あなたの、ライトワーカーであるがゆえのコンプレックスさえも温かく包んでくれるでしょう。

 

椋木和美 

 

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