わたしたちは、それぞれが内なる想いを膨らませていると、良いものも悪いものも、自分たちが創り上げる幻影のようなものを発生させます。

もしかすると、わたしとsasaraさんとの”斬り斬られの演技”は、ここに来ている人たちが創り上げているものではないかと思うことも出来ます。

彼女は、自分が発信することから、ある種の人たちを引き寄せます。
わたしも、自分が発信することから、ある種の人たちを引き寄せます。

私たちは、互いに引き寄せた人たちの”内なる爆発しそうな想い”を突き続けているようで、実は、その人たち（あなた）の方が私たち以上にエネルギーを持った想念を発信しているとします。

そんな”あなた”が、sasaraさんや私をみていて、

【いい加減含みをもった言い方をやめて白状しちゃえ】【ありのままを出せ！】【もっとハッキリとしたことを言って欲しい】【本当のところはどうなの？】

と思っていたとしたら？？

”あなた”方の想念を受け取ることを、良い意味でも悪い意味でも得意とするわたしたちが、時間をかけて吸収していったエネルギーを今回吐き出されてしまったのは、”あなた”が斬り斬られることを強く望み始めたのだとしたら？

わたしとsasaraさんは、ただ単に”あなた”に動かされているものにしかすぎなくなります。

そして、わたしは、受け取ったみんなの想念を形にして吐き出すことを了承し、しかし、一人ではつまらないし淋しいから、それをともに演じてくれる誰かを求めていたとします。

そして、それがsasaraさんだとして、しかし、sasaraさんも自分が受け取ったみんなの想念を形にして吐き出すことを求め、それをともに演じてくれる誰かを求めていたとします。

わたしは、わたしの中に溜まった想念を（崇められるのも解ってもらえないのも嫌だから）”良くも悪くも引き立てて、別視点で解説してくれる”誰かを求め、彼女は彼女の存在や想念を（崇められるのも解ってもらえないのも嫌だから）”良くも悪くも引き立ててくれ、別視点で解説してくれる”誰かを求め、

交渉成立。

わたしたちは、案外、爆発しそうなマグマを自分に感じつつも、そんなものは、元々私たちの中には全くないのかもしれないのです。

わたしたちは、みんなのマグマを食っては生きる生霊みたいなもんで(怒られるか笑)、自分の”意志”なんてゼロであって、みんなのマグマからもらったエネルギーを自分のもんだ！と想いこんでいるのかもしれません。

煮えたぎるみんなの想念である”マグマ”をバーチャルで感じちゃって、自分のマグマだ大変だー！って騒いでいるだけかもしれないし。

この記事を書いている最中にご依頼いただいた【お返事レター】のメッセージを今日降ろしながら、まさにそのような特性を持った自称引きこもりの方を感じ、わたしのうだるような引きこもり生活を思い出しては、これは、やはり、まさに、自分自身だと思ったのです。

”あなた”は、私たちの吐き出している想いから、自分を動かし、自分を刺激し、自分を斬ってくれる何かを感じ取りたいだけかもしれません。

この演技は、あなたが創りだした幻想のわたしたちなのかもしれません。

私も彼女も、爆発しそうなエネルギーを抱えながら、静かに、ひっそりと、穏やかにこもる生活をしていて、 ”ブッタ斬りブッタ斬られる演技”を終えたら、まったりゆったり、のべーっと、ダラーっと過ごしているのかもしれません。

少なくとも、わたしを動かしているのは、”あなた”。 っていうことは目覚めているのは”あなた”、目覚めなくてはならないのは”わたし”。

しょうがない、喜んで動きます！

和美