メッセージレターをお客様からご提供いただきました。ありがとうございます。

霊視の際に彼女から感じられたエネルギーは、自己肯定力。これは、過去世での経験に対する強い自信と自己信頼感。その人生を歩ませていただいた神への感謝のようなものでした。包み込むような穏やかさ。他のためになら自分の感情を抑えることが出来る献身的なエネルギーです。

そんな彼女へのメッセージを降ろす際に見えた風景は、キング牧師(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)を想い出さすような映像でした。

彼女は前世、彼のようなに差別に屈することなく闘う人であり、そういう師や仲間を持った人生を経験しています。

その際に得た彼女の力とは、弱き立場の人を強く守り、助けること。決して諦めないことです。

彼女は、このメッセージを、自分のもののようで、自分へのメッセージでもはない気もするとおっしゃっていました。

そうでしょう。

彼女の魂は、現世で彼女自身が直接求めるメッセージを降ろすことではなく、彼女と前世で関わったであろう仲間たちを浄化するためのメッセージを求めました。

彼女の魂の中には、ともに闘い、支え合った魂の傷や、疲れが共存しています。

彼女は、今世、前世のように直接的に誰かを守るための生き方を選んでいないかもしれません。
しかし、彼女は、普通の生活をしながら、自分が関わった魂の鎮魂を行っているのです。

まるで母のように、まるで女神のように、向き合う人や、目にするものに、時々
前世で関わった魂の苦しみを映しこんでは、心の中で鎮魂を行うのです。

彼女のメッセージは、彼らの魂を抱えた自分への鎮魂です。

彼女は、今世、激しく活動することから休みをとっているように見えますが、
彼女の魂の中では、誰に知られることもなく、多くの魂の苦しみや叫びを受け止め
鎮魂へと導く作業を続けているのです。

彼女は、自分を通し、彼らの魂に、前世で繋がった魂へ向け、このメッセージを伝えているのです。

あなたも、自分の魂の中に、報われず苦しんだ仲間の想いを胸にしているかもしれません。
その想いを鎮魂させるメッセージかもしれません。彼女からの愛の鎮魂メッセージを共有させていただきます。

あなたが時折感じている苦しみや、淋しさは、あなたのものであって、あなただけのものでは、ないかもしれません。

あなたの“淋しさ”。


それを、自分のものだとは思わないで下さい。

あなたの淋しさは、あなたのものではありません。あなたの深い愛で慈しみたい全ての人の感情なのです。


あなたは、人の孤独や淋しさを感じることが、自分の胸を引き裂かれるように苦しいのです。


あなたは、自分の魂は、人のためにあると思っています。それはどんなことがあろうと、決して揺らぐことのない想いです。


その強い意志があるにもかかわらず、今世、あなたは、自分の魂を人のために遣う方法を、意外なことに“自分のために生きること”としました。


“自分のためだけに生きること”、それは、“自分の魂は人のためにある”と思うあなたが、これまでの転生でどうしても出来なかったことなのです。


あなたは、人のために命がなくなろうが、決して悔やみません。恨みません。その強すぎる献身的な愛に、あなた自身が潰されることも、ありません。揺らぎない尽くす自分への自信と信頼があるのです。


そんなあなたが、何故、今世、“自分のために生きること”を課したのでしょうか？そこに、あなたの感じる淋しさの意味があります。


あなたは、人のために生きる魂の想いをぐっと堪え、自分の奥底に隠し、自分のために、自分の可能性を試すために人生を歩んできました。


それによって、あなたが今得たものは、本物の自由と、本物の強さです。


しかし、やはり、あなたが、“自分のために生きること”を今世自分へと課した理由は、尽くしたい人たちのため、なのです。


あなたの強い意志による、揺らがぬ無償の愛。


これを、喜んで受け入れ、生きる力にする魂は、あなたもたくさん見てきました。


しかし、あなたは、一つの壁にぶつかったのです。


それは、無償の愛、絶対的な愛を受け取ることが、苦しみとなる魂の存在です。


あなたは、自分が報われず、感謝されずにいても、びくともしません。無償の愛を渡し続ける自分に苦しみやバカらしさを感じることもありません。


あなたの絶対的な愛を受け、苦しむ存在とは、あなたの愛に見合った恩返しが出来ない自分に苦しみ、助かるどころか別の苦しみを抱える人たちでした。


あなたは、それを見て、自分の熱い愛をセーブしようとしました。あなたは、決して手助けせず、しかし、相手を助ける方法を試しているのです。


その苦しみは、いかばかりでしょう。

あなたは、尽くし、応援し、抱きしめ、愛したいのです。それを、今世では封印し、厳しくし、叱り、手放し、興味がないようにし、苛立つようにも見せます。


あなたは、自分の本当の姿を自分で気付かないように封印しているのです。しかし、強い自分を感じて今世のテーマをクリアしていると満足しつつ、時折、あなたの本質の愛を魂が感じるのです。


人に尽くしたい、人を抱きしめたい…。


けれど、あなたの中に生まれる淋しさは、それが出来ないあなたの淋しさではないです。


あなたに愛を与えられ、それを受け入れることを怖がった人たちの淋しさなのです。


あなたが感じている淋しさは、“やはり、わたしには、あなたの愛が必要なのです。わたしを助けて、わたしに力を貸して、わたしを手伝って、わたしを抱きしめて”そう感じている人たちの心の叫びなのです。


自分の魂の性質を時折思い出すあなたは、今世、前世の自分のように直接的に人のために尽くしているように感じていないかもしれません。物足りないと感じているかもしれません。


しかし、あなたは、自分が自分のために生き、本物の自由と、本物の強さを得て、それらの人たちが心で叫んでいる苦しさと淋しさを感じ、そして、抱きしめていてあげるのです。


それが、今世での、あなたの、人のために生きる方法。


どうぞ、あなたの中に生まれる“淋しさ”を、今世の強さと今世の愛で、強く抱きしめ、安心させてあげてください。


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メッセージを共有させていただき、心より感謝いたします。

椋木和美