わたしの霊感武者修行？～大宇宙エネルギー療法!水晶授与!

　益田市から３時間弱で着く会場には、いつもより若干人が多い気がしました。といっても、まるかんの仕事を始めてから、まるかんの勉強会に参加すること自体が数える程度で、何をしてよいのやら、なかなか馴染めず、取扱店としての参加というより、いつも、お客さんとして参加している気分でした。
　こういう場が、とにかく苦手。けれど、取扱店である以上はそう悟られないように、緊張しながら、そこに馴染んでいるように明るくふるうまうんだけれど、今回はそれどころじゃあないの。

　確かわたしの記憶では、この時が初めてまるかんの社長とお会いした日。”大宇宙エネルギー療法”の会だけに、社長を怪しいと見ようと思えばとても怪しそうで。そうでもないと言えばそうでもなく見え。そんなの気にしないニコニコ笑顔の社長に挨拶をして、やっぱり、何をしていいのやら、落ち着かず、いつもの挙動不審で参加者を観察。

　家族でご参加の方々。
　一人さんファンらしき雰囲気の人たちの参加。
　”大宇宙エネルギー療法”とはなんぞやと確認したい人たちの参加。
　あとは、取扱店、そして取扱店よりも出席率が高いと思われる若い常連男性たち…。

　そうこうしていると、本部の方たちの準備が終わり、いよいよ会の始まりです。

　この時のお話の内容はあまり覚えていないのですが、確か、部長の説明があり、社長のお話を聞き、一人さんのCDを聞き…、

　そして、いよいよ、大宇宙エネルギー療法の実演開始。

　ほらほら！やっぱり、期待を裏切らないよ、手かざしだ。

とは思ったものの、何だか拍子抜け。というのも、それを見ても　もっと、怪しい～ってなればスッキリするんだけれど、印象としては…う～ん、う～ん、よくわからない。

　社長の説明を聞いても、見ないことには、全くわからない。しかし、実際にやっているのを見せられても、自分がやらないことには、全くわかりそうにもない。

　怪しいとも思わないし、すごい！！とも思わない。今思えば、何だろうこれは？？というのが一番近い感想。

　ということで、ここからは、大宇宙エネルギー療法の水晶を授与を希望するかしないかの選択となりました。

　水晶授与…。大宇宙エネルギー療法師になるかならないかの選択は強制的ではないのですが、このままだとよくわからないので、希望者はと聞かれ、わたしは横にいる一緒に来た取扱店さんと顔を見合わせることもなく、あっさり挙手。道中あれだけウダウダ言っていたのに。

　わたしも、一緒に行った取扱店さんも、水晶希望者の列に並び、社長が大切に扱っていた（100均で見たことがあるような）箱の前に並んでいく。箱の中に入っている、水晶玉が入った巾着袋の山の中から、好みの巾着に入ったものを物色し、用意されていたお箸でつまんで懐におさめました。素手で触っていいのは自分のだけ。

　この時点で、参加者や水晶授与者はわいわい、そして、ぐだぐだ。どこに入れておくの？と会話が続き、あまり人目にさらすな的な内容の話があったにも関わらず、なかなか水晶入りの巾着を懐に入れない人がいるのは、毎度のこととなりますが、”不思議”を目の前にするとそうなってしまうのだろうか。

　参加者の半数以上が水晶を授与してもらったと記憶しているのですが、そこからは、ひたすら、大宇宙エネルギー療法が始まります。

　まずは、水晶授与された者同士で大宇宙エネルギー療法。教えられたとおり、胸におさめた水晶に手を当てながら、文言が書かれた紙を相手に読み上げ、あとは適当に、自分の好きなように、手をかざしていきます。

　わたしが最初に組んだお相手は、わたしより年上の男性で、初めてお見かけする人。
その方は整体の先生らしく、昔から一人さんのファンらしい。一人さんの本を読んで、まるかんの情報が入るようにしていたところ、最近、最近一人さんが始めた【大宇宙エネルギー療法】は是非やってみたいと思ったのだとか。そうか、念願の水晶授与なんですね。
　わたしは、怪しいけどやってみないことには分からない…とも言えず、最近取扱店になったんです…と自己紹介となりました。

　以前は気功をしていたと相手のお話は続き、実は、当時の気功をしていた仲間が、次々と病気で倒れたんだと。やはり、自分のエネルギーを使っていたからじゃあないか、これは危険だと思いやめたんだと。
　『わたしはこの気功で　ある負を背負ったので、一人さんの大宇宙エネルギー療法は”無償”だと聞いて、これは本物だと思い、この両方を無償ですることで自分が背負った負を返していかないと…』そういった内容のことをおっしゃいました。

　何か、事情があるんだろうな、という印象でしたが、気功にも全く縁のない私は、へぇ～そうなんですか？とお話を興味深く聞いたのです。

　さて、気功をしているということで、なんとなくエネルギー療法の先輩という感じがして、先に、エネルギーを降ろしてもらうことになりました。なんせ、大宇宙エネルギー療法、１回見ても、良くわからないのです。

　私は文言に従い、目を閉じて、手を合わせて、その方にエネルギーをおろしていただく間、じっとしていました。

わたしは、何の期待もなく、ちっとも緊張もなく、それをしてもらいました。

すると…

（！！！）

　なに？これ？？　

　何だか　

　気分が　

　よいんですけど…

わたしが、自分の感想にぼんやりしていたら

『あんた、霊感があるね』