小林正観エピソード⑩~お客様への告白~

当時 隣町のうたし会の方とは電話で何度もお話しをし、それぞれの想いを
整理しあっていました。二人で相談し後日ある講演会スタッフ打ち上げの会で
みんなに正観さんのセクハラのことを告白しましょうよ、ということになりました。
打ち上げ会は、私のセクハラ事件の告白から始まり・・・大騒ぎ。
 

(ここから続き) 
 
●詳しく内容を聞いてくる方、
●あっけにとられ目を閉じ一生懸命にことを飲み込もうとしている方、
●何でも茶々を入れたがり正観さんにいつも軽くあしらわれていたスタッフの一人は
 「私の予言はあたった~、おかしいと思ってたのよっ!」とショックどころか大興奮。
●正観さんの大ファンの知人にこれを伝えるか伝えないか・・・
 「私からはとても言えないからあなたが言って!」となすり合い・・・

こんな皆の反応の中、隣町のうたし会の方は自分なりに答えを出されていました。
正観さんは自分にとっては大きな悩みから救ってくれた恩人。その気持は今も変わり
はない。しかし、今回のことはやはり受け入れられない。うたし会の活動は見合わす
として、本は今まで通り読んでいくと皆に伝えていました。
その他の方々は、私から見ると【ああいうことをしていると、やはり魔が寄ってくる。
それで正観さんはおかしくなってしまった】という答えを出されたと当時は感じました。 
そしてその後は、皆でホ・オポノポノのクリーニングをしたからこうなったのではないか!?
と話がすすみ、宴会は深夜まで続きました。
この中の真面目な方の様子を見た時、”私が被害者だったからまだ良かったのかもしれない。この方だったら大変だっただろう”・・・そんなことを考えながら帰ったのを覚えています。 

さて、お次はいよいよ私のお客様への告白でした。
正観さんの本をずっと読んでいる方は、講演会後はじめて来店した際には
”正観さんの講演会はどうでしたか?食事会などで何か楽しいお話聞けません
でしたか?!”とニコニコしながら聞いてこられました。
そのお客様の笑顔を申し訳ない顔で見つめ、告白タイム。
「実はですね・・・正観さんにセクハラされまして」
 
その言葉に絶句、しばし沈黙。そして ため息、発狂、困惑・・・反応は様々でした。 
皆さん、この事実を受け入れるのにしばらく時間はかかっていました。
  
ホ・オポノポノのクリーニングをしている方には、非常に話しやすかった記憶があります。
今まで何度も、お互いに起きたことを共有しながら一緒にクリーニングしてきた仲間です。
驚きやため息ももちろんありましたが、これを聞くのも私の記憶・・・と
聞いた(聞かされた)からには一緒にクリーニングしましょう。と言ってくださいました。

そして、
正観さん自身の大ファン、正観さんの本が大好きな方、
天国言葉に、ありがとうに、クリーニングの言葉を一緒に唱え続けてきた方たちへの告白
は続きます。 
何度も何度もこの話しをていると私自身が告白する新鮮さを失っていったのですが
お客様の反応は、それはそれは新鮮で。
反応をざっと挙げますと・・・
 
『今回、正観さんと関わるのを最後にするって言ってたから、
 ひょっとしたら何か起こるかなぁって思ってたのよ!
 でも、まさかこんなことが起きるとはね・・・。』と分析する方。
 
『そうかぁ、そうかぁ、そうなのかぁ、ん~~信じ過ぎちゃいけないってことなのね。
 受け止めなきゃね・・・。でも正観さん、どうしたんだろ?も~』と言うスタッフが
 真相を伝えることを躊躇していた正観さんの大ファンの方。 

『え!私、うたしショップの財布買ったよ!?コレどうしよう!?』
『本あれだけ買ったのに、どうしよう・・・。』とグッズや本のみこだわる方。
 
『あらまぁ、それなら私を呼んで下さればお相手してさしあげましたのに。少々、年はくって
 ますがね。』と経験豊富なお方。大人はそんなことで騒いじゃダメよと言いたげ(笑)
  
『あー、でも驚かないかも・・・そんな感じが私してたんですよ。
 なんかね、冷たいような 気持ち悪さがあったし。』 と今までに言えなかった
 本音が出る方。

『ムクノキさんの霊感で、察知できなかったんですか!!??』と興味が別のところの
 お方。  

 そして、軽く流し深く聞かない人など。

 
その中で私が決めた【リアクション女王】のお言葉はこれです。
↓↓↓
『えーっ?えーっ?えーっ?えーっ?
   
 えっ? 
 どっちがですか??
  ↓(一瞬耳を疑いましたが『もちろん正観さんが私に』と言うと・・・) 
 
 正観さんが?!?!
 えーーっ えーーっ え~~っ なんでなんでなんで?・・・
 なんでですかー?』(私も知りたい・・・)
 
 
そして、こういう経験が一度ではない方も・・・
『そういう方ってどうしてもそうなるんですかね?
 以前も本を読んで講演会に行っていた先生がタクシーの中で女性ファンの身体を
 触ってたし。私も触られたんですけどね気のせいかなぁなんて思うようにしてたけど・・・
 だいたいそうなるんですかねぇ。もう、死んだ方の本を読んだほうがいいですよね。
 それなら何にも起こらないし。』 
 

そして、お客様から出てくる「じつは私も・・・」というご自身のセクハラ経験の激白。
●犯罪一歩手前で助けられた話
●身内からのセクハラ
●親友のだんな様からのセクハラ
出てくる出てくる男性に対する嫌な思い出。しかも結構内容がハード!
誰にもいえなかった秘密がいっぱい出てきました。
 
お互い、深くため息。そして「一緒に、クリーニングしましょう」。
 
記憶を【クリーニング】するという癒しの方法の真意はどうであれ、
これを知っていたことは、訳のわからないことが起きた私たちにとっては
当時は救いになっていたのでした。 
  
告白した当時、毎日お客様と色んな話をしながら想いをめぐらし
正観さん事件を私たちなりに解釈しようと模索し、頭を整理していったのです。
その過程で、とにかく私は周りの存在にどれだけ助けられているのかと
改めて感謝することが出来ました。
私は、お客様に嘘をつき続ける負担もなくなり、さらに関係を深めることが
出来たのです。
 

さて、次は お客様を通して私が気づいたことをお話していきますね。

    

  • 2012年01月20日 19:45 / Comment(6)

コメントありがとうございます

アルベルト

リアクション女王の話は笑ってしまいました。

  • 2012年01月20日 21:38:00

kazumi

アルベルトさん、女王様 真顔で言うんだから・・・。

リアクション女王様は十数年以上前から高橋信次さんの本を
読み漁っていた方で私に高橋信次さんの本をたくさん貸して
くださいました。そう言えば、『”中道”が良くわからない
んです』と言ってました・・・。
 

  • 2012年02月01日 18:56:00

ポノラー dynamic-114-69-1-3.vips.gol.ne.jp

ホ・オポノポノなんて何の効果もない例としてこのブログがリンクされてたから、見にきてみましたが、がっかりしました。証明されているようでね。ホ・オポノポノまで誤解されそうです。仲間のポノラーブログとは転地の差でした。

  • 2012年03月01日 21:27:00

ありのありす

斉藤一人さんと小俣さんについてのブログを読んでいるうちに、こちらまで訪問しちゃいました。
私も確か5,6年前かに小林さんの講演会に行ったことがあります。いろいろ本を読んでファンになったからですが。
しかし、行ってみてびっくり。
まず小林さんがガリガリにやせていて不健康そうで、で咳ばかりしていたのです。
だから前のほうの席でしたが、肺結核が移るとやばいと思って後に移動しました。

絶対に近寄りたくないタイプの人でした。話しが始まると、うざいダジャレばかりで、凍り付くほど寒くなり[涙]ましたね。

 でも更に驚いたことには、そのだじゃれにいちいち、大笑いする女性の集団が前の列に陣取っていたのです。[笑い] 小林ガールズいやオバタリアンズでしょうか。
なにがそんなに面白いのか全くわからず、びっくりしてその連中を見ましたよ。

 途中まで講演を聞いてから早めに会場を出て帰り、失望したのでした。
それ以来、彼の本は読む気がしなくなり、中古で売ってしまいました。

その後亡くなられたと聞いてやっぱり病気だったのだと思っていましたが、まさか、セクハラをしていたとは、いやはや、です。
彼も小林ガールズのお陰で世間の女性はみな自分のファンだ、キスをしてあげたら喜ぶに違いないという教祖様になっていたのでしょうね。おーまいがっ

わたしゃ、たぶん、タオルを渡しても、嫌いなタイプだし、すぐに遠ざかってしまいそうですわ。それにムッとしているから、彼も怖がって手を出さないでしょうね。[笑い]

だから被害には遭うはずもないけど、あなたはお気の毒様でした。

 今はもう忘れたことと思いますが、これから誰かに同じような被害に遭う人がいたら、
良い気が満ちている神社でのお祓いをオススメしたいです。[ありがとう2]

  • Mail
  • 2014年02月11日 03:44:51

ポンタ

私も、お亡くなりになる 1年前に講演を聞かせていただきました。70名のなかで、私を含め2名以外は全員リピーターでした。さらに後援会費は6500円で日他界と思いました。3時間の間、40分ほどが、最近の自分の様子やだじゃれ、あとはサイン会で、賞味1時間ほどの講演でしたが、たいしたことも言ってませんでしたので、覚えていません。うたし会はお亡くなりになったあとも生業で、彼を担いで儲けにしているので、彼がどういうことをしていても、お金を運んでくれる人として利用していたのだろうと思います。自分で判断していくしかありませんね。しかも彼を有名にしたのが、致知といういい雑誌でしたので、その雑誌社もこういう人を紹介した責任は多少なりともあると思います。

  • 2014年07月10日 13:06:11

Kazumi

ポンタさま、コメントありがとうございます。

メディアに出ている人、本を書いている人が全てすごい人ではないと解っている人はたくさんいらっしゃいますよね。でも、まだ、自分の判断ではなく、示されたことを全てを信じて鵜呑みにしてしまう人がいるのです。わたしも、全くの世間知らずでした。

  • 2014年07月30日 22:40:19

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