【お返事レター】【霊視カルテ】に引き続き、Mさんへお渡ししたスピリチュアルメッセージレターを共有させていただきます。

 生きにくいと感じるわたしたちにも、生きやすく安らぎ生かされる場所があります。けれど、多くの魂が、それを信じつつも『どうしても見つけられない』とつぶやいています。

いいえ、それは必ずあります。わたしたちが安らぐ場所は誰にでもあります。しかし、それは簡単には与えれません。自分で居場所を創りださなくてはならないからです。

わたしたちが創りだすのは、独自の仕事なのか、独自の役割なのか、独自の幸福感なのか、独自の生き方なのか、それは人それぞれ違うでしょう。この言葉にガッカリしましたか？『やっぱり自分でそれを創りだせない』と。

いいえ、あなたはそれを創りだせます。今のあなたがそれを難しいと思いこんでいるだけです。それは簡単に創ることが出来ます。あなたがあなたを信じ、自分の世界を自分で創るしかないと覚悟した時に、それは始まります。そして、ある瞬間、あなたは自分が自分の居場所を創りだせることに静かに気が付き、そして、静かに喜ぶでしょう。

わたしたちはともにいますが、個々に作業をしなくてはなりません。 しかし、自分で居場所を創りだせば、その見つけ方を見えない世界で仲間に渡すことができるのです。個々の学びを邪魔しないけど、助け合ってゆく。それがわたしたちなのですから。

メッセージを共有させていただき、深く感謝いたします。

メッセージレター

あなたに要求することはありませんが、これだけは思い出してください。

それは、まっさらな“あなた”を思い出すことです。人の想念を吸い込んでいない、まっさらな“あなた”を、一緒に感じてみましょう。

あなたは、自分のことを、どこかで罪深い魂だと思っています。しかし、これは、誤解です。

今の辛さを与えられるに等しい罪を重ねたのではないかと感じるのは、あなたが人々の“罪”の記憶、想念を自分のものと感じてしまったせいでしょう。それは、人々の“蔑み”や“せせら笑う”冷酷さとしてあなたは感じてきたはずです。

まっさらな“あなた”とは、善良で穏やかで、そして何より愛らしく、逞しく、いつも献身的な球体なのです。蔑むことを知らない意識体です。

真のあなたを思い出すために、これまでの人生を振り返ってみましょう。

あなたは、決めてかかられることをとても苦手としてきました。“○○らしくあれ”、という言葉や想いは、真のあなたの存在価値を揺るがすような訳の分からない概念でした。

あなたにとって“○○らしくあれ”、という言葉が不可解になるのは、“○○らしく”したくないのではなく、“○○らしく”とはどういうことかが解らない、元々の“○○”という概念がわからない、“○○らしく”を求められる意味が理解できないからです。

あなたが、生きることを躊躇し始めた理由は、周りの人と見えるもの感じるもの、言葉の概念や感情の説明などが、自分の感じるものや自分が創り上げた概念と気味が悪いほど違うからです。

それはつまり、人が何を喜ぶのか、嫌がるのか、幸せと思うのか、不幸せだと思うのかが自分には解らない（解りたくない）ことを示し、自分が何を喜ぶのか、嫌がるのか、幸せと思うのか、不幸せだと思うのかが人に解ってもらえないで混乱するということです。

真の“あなた”とは、ただ単に“あなた”であるだけのはずだったのです。

それをさせてくれないのが、この世の中だったのです。

しかし、だからといって、この世の中にあなたを合わせても、良いことはなかったのではないでしょうか？しかし、そう努力してきたことはあなたにとって大変価値のあることでした。あなたがこの世の中の生き方に合わせて生きてきたことで、心は葛藤を生み、自分らしさを見失い、居場所がわからず、絶望しかける。しかし、それでも、あなたは精神を狂わせず、物事を客観的に捉える冷静さを失わず、荒廃した生活をすることはありません。それを確かめられました。それがあなたの苦しさを増すこととなりますが、これこそが、あなたの役割であり、成果なのです。

この状況をこれから、自分の自信に変えるべきなのです。あなたは今の苦しさを抱えながらも、ずっと、まともで在り続け、生きてゆくでしょう。

しかし、変化を求めてくれるのであれば、そろそろ自分の生き方を世の中に提示していきませんか？その時が来たのではないでしょうか？

あなたがただ単に“あなた”としてこの世の中で生きるとは、どうあることなのでしょう？

むやみやたらに自分を見失うと感じる場所へ身を置かないこと。しかし、あなたにとってむやみやたらに自分を見失うと感じる場所が圧倒的に多い世の中です。世の中の“普通の人”たちの中に紛れれば、あなたはこの世の中では“普通と認識される人”たちの、その無神経さや悪臭に自分を責めはじめます。それをあなたは、“普通ではないと蔑み無視された”と感じるでしょう。

認識を変えましょう。

あなたの居場所を探す際のヒントです。自分の居場所を探す時、世の中の普通の人たちが“異常”だと思っている人たちの中へ身を置くのです。この中に、あなたと同じく魂をむき出しにした人たちがいます。彼らは傷つきやすく、自分が普通でないと思わされ、自分の居場所を一生懸命に探し苦悩している人たちです。苦悩する人たちは、時にあなたを傷つけて警戒するかもしれませんが、あなたを“普通”ではないと蔑み無視することは決してありません。

これからは、あなたの吸収する想念を、自ら選定し、特定し、専門分野としてゆきましょう。

あなたが吸収する想念は、あなたの母親が、そしてあなたの家系が抱えているものとしてもある、【正当に扱われない苦しみ】の果てしない積み重ねによる想念です。

あなたが母親に感じていた蔑みに近い感情、それは、彼女への深い共感だと思ってください。あなたの概念にない蔑みの感情をあなたが持ったことが、彼女への大きな献身です。母親を憎しみ、嫌悪することが、彼女への慈しみです。あなたが概念になかったものを感じ取ったことは、双方にとって、どんな仕事よりも尊いものとなります。母親はそれをあなたに教えることであなたを育て、あなたはそれを感じ共有することで母親を救います。この解釈は、この世ではあり得ない概念かもしれません。

あなたは、根底に、自信という概念を遥かにこえた自分への信頼を持っています。それは、この世の中の人たちが持っていないものなのです。あなたにとっては、自分への信頼は、持っていて当たり前のものです。これは正しい真理です。なぜなら、根底に自分への信頼を持っていなければ、この世に“意志を持って存在”することは出来ないからです。みんな、忘れてしまうだけなのです。

あなたは、あなたの価値を見ることが出来ない人たちに“何もない”ように扱われただけなのです。自分への信頼を揺らぐことなく持っているあなたの力を思い出してください。まずは、そこから始めましょう。その後に、あなたの生き方は必ず見えてきます。自分を感じ、自分を思い出してください。

椋木和美