2014年のスタートを、みなさまは、どのように迎えていらっしゃいますか？

苦しみも、未練も、すっきりしない状況も、ぜーんぶ去年のうちに打破して、捨て去って、気持ちよく新年を迎えている！

なんて言える人の方が、きっと少ないですよね…。

でも、【今、自分のおかれている状況】を見ることよりも、【今、自分がどんな感情で新年を迎えているか】に着目してみることで、わたしたちの一年の始まりは、どんな状況であっても、バラ色に出来ます。

例え、今、苦しい状況を抱えていたとしても、あなたの”感情”は強さを持ち、問題を乗り越えると決意していたとします。

辛いけれど、わたしはこれを乗り越え発展していくだろうと、薄っすらでも感じていたとします。

そうであれば、それは、とても清々しい新年の幕開けです。その魂は、私から見れば希望に満ちて、強く輝いています。

逆に、何となく希望や成功の兆しはみられるけれど、なんだか”感情”は落ち着かず、気忙しく、心はモヤモヤ、イラつき、迷いがあれば？

状況が良くたって、それは清々しい新年の幕開けとは思えないでしょう。

ここに集まってこられる方を感じると、みんな何だか似ています。

つまり、わたしもあなたも…、

深刻さがあっても、どこか能天気で、深刻さに浸りきれず、感傷的に涙する自分にツッコミを入れたくもなる。
でも、なーんとかなるかな？なんてどこかで考えている自分には気が付かないふりをし、一生懸命に、四苦八苦して生きているぞ！と思っていたい。

わたしって特別！って真剣に感じてみるくせに、そんなことを思った自分にハッと冷静になり、『いや、まぁ、特別って言っても、大して何も出来ないんだけどね、そう言う意味じゃなくて…、存在することが特別っていうかね…、ま、つまり、わたしも特別だけど、それは、あなたも特別ってことなのよ！』

なんて言いそうではありませんか？

わたしたちの”感情”は、いつも、自分に起きる  あらゆる感情（それが怖れだって、哀しみだって！）を、喜びにしようと企んでいます。

今年も、深刻に人生を歩んでいるふりして、感情を、能天気な自分の喜びへと戻していきましょう。

自分が喜びだと思っただけで、どんな状況だって、どんな感情だって、自分自身の意志で清々しい体験に出来ます。

【今、自分がどんな感情でいるか】そんなの、いつでも修正可能。

確かにそれがなかなか出来ないから苦しいんだけれど、もし、自分が、”苦しんでいる自分じゃないといけない”んじゃないかと思い込もうとして、演技しながら自分は苦しいって暗示にかけているとしたら？ふりしてもいいけど、本当にその感情に乗っ取られるのは、なんか違う気がする。わたしたちの性質からすると。

苦しいことを、喜びと感じ、瞬時に現状を変えられる。
そういう自分を、そろそろ、思い出してもいいんじゃあないかしら？

自分の人生は、自分で構築する。
自分の人生は、自分で創造できる。

あなたが、自分の演技に陶酔してたら、わたくし、どんどんツッコミいれますよ。

『またまた～、無能なふりして！！苦しいふりして！！』

どうぞ、よろしくお願いいたします。

椋木和美