ダウン症Yちゃんから父へのメッセージ~あなたの家族を守る姿が私の魂を癒し成長させる~

 前回登場いただいたダウン症のYちゃんから、お次は、お父様へ渡したメッセージを共有させていただきます。

お母様へのメッセージを降ろした際には、とても大人びた口調のYちゃんでしたが、それぞれの魂との関係性(前世での繋がりがどうであったかなど)の影響もあり、お父様へ話しかける際には、父をまるで恋人のように全寛容するYちゃん、口調はとても柔らかく、子供のようでもあり、優しい女性でもあるようでした。

 

 

お父さんのことは、わたしが一番良く知っている。いつも、見ているから。

お父さんの目線は いつも、相手の生きている目線で、相手の考え方の目線で、相手の学びを優先させた目線に合わすの。

辛抱強くて、優しくて、利他的で、何でも知っている。聞いていないようで、誰が何を話しているか、何に落ち込んでいるか、何でも知っている。

時々、優しくしても、説得しても、周りがうまく動かないと感じると、落ち込む。
でもそれは、自分の想いや働きかけが評価されないから落ち込むのではなくて、自分の投げかけ方が上手くない!と感じる落ち込みなの。

まるで、ゲームの運び方が最善ではなかった!と悔しがるように。あの手があったのに、あの手で攻めればもっと相手は心開いたのに、でも、もっといい手はないか?!

なんて 真面目で、勉強家で、ちょっと自虐的なの?って、驚きながら見ているの。

お父さんは、いつも家族を守っている。私たち家族だけじゃなくて、親戚中守ってあげているでしょう?知っているの。

そんな大変で面倒くさいことを、使命感を持って出来るのは、お父さんの中にある自分を信じる力がなせる業だと思うの。

お父さんは強く信じているの。自分が何でも解決できるって。自分には、人を包み込むだけではなくて、周りの人を信じる力もあると。

時には策略家になって、時には探偵家になって、本当に色んな場面を楽しんでいるの。

自分を信じられるから、周りの人のことも信じられる。

周りの人は顔に出さないけれど、自分の気持ちをわかってくれると信頼しているし、信頼している自分を感じると、お父さんは、ますます自分に自信が出る。

そんなお父さんに、わたしは何も望まない。
もっと、自分のことだけをしてもいいのよ、って言ってもお父さんは出来ないから。

自分がやっていることは、俺はお前たちのためにこれだけのことをしてやっているんだぞ!という押しつけた愛ではなくて、真にその行為自体が自分の楽しい学びだとわかっているの。

わたしは、ただ、お父さんを見ているだけでいい。

本当はね、お父さんが周りを守っているように、わたしもお父さんを守っているつもりなの。わたしのことをどうやって守ろうかと思案してくれているだろうけれど、充分に守られているから、大丈夫。

お父さんがどうやって私を守ろうとするのかを見て、わたしは学びにしてきたの。きっと、これからも、それはどんな形であっても嬉しいし、お父さんをますます好きにさせる。
のぞむとすれば、そんな私の声を聞いて喜んで欲しいの。嬉しいときはすぐにわかる。キャッキャッと喜ぶから。

お父さんの守り方で一番好きなのは、わたしのことを憐れみの顔で見ないこと。可哀想だと思わないこと。それは、わたしが周りから得られないものだと思っているから、わたしの達観した内面をお父さんは見てくれているようで、とても嬉しいの。

お父さんの守り方は、的を得過ぎていて、こわい。

助け過ぎず見守り、上下関係をつくらず平等であろうとし、周りが過剰に手助けすることを阻止し、周りが憐れむのを阻止するの。
熱い心と、一生懸命さは、まるで漫画の主人公。

わたしが感じる、お父さんの社会での役割はね、諦めない純粋さという存在で在りつづけ、一生懸命に生きている自分が、ひょっとしたら無駄なことばかりしている駄目人間ではないか?と思っている真面目な人たちを、安心させて応援することだと思うわ!

 

メッセージを共有させていただき、ありがとうございます。

椋木和美

 

  • 2013年10月05日 21:35 / Comment(0)

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