小林正観エピソード⑥~事実を知った関係者の反応~

~怒りは抑えるべきか~

数年信頼していた方の、到底受け入れることができない面を見、
一体何がおきたのか なかなか 自分のなかに落とし込めずにいた。 
 
自分が前世で同じ事をしたのか?とすれば、どう償えばいいのか。
 
正観さんのことを本で紹介している一人さんは ひょっとしたら同じ何かを
秘めているのか?そうすれば 私の仕事はどうなるのか。 
 

(ここから続き) 
   
正観さんをお客様に紹介し続けた私は、これから正観さんのことが会話に出る度 
何も無かったように ごまかし続けなければならない。
私はそれをこなせるだろうか? 
ずっと一緒に、歩んできたのに・・・。 
気持の整理も出来ないまま仕事をすることになるが
私の戸惑いの感情は お客様にどう影響していくだろう・・・。
その時答えの出なかった私は 引き続き、自分のことを 
責め続けクリーニングは続きました。 
      
仕事を全部やめたくなったり、
これで良くなる、きっと意味がある と思ってみたり。
ずっと一緒にいる Shinyaさんからみたら、かなりの情緒不安定だっただろう。
正観さんのセクハラを伝えたときのShinyaさんの第一声は
「・・・あなたたちが 舞い上がるから・・・」でした。
  
へぇっ?ま、まい上がっていた?
私は冷静だと思っていたけれど そんなに舞い上がっているように見えるほど
楽しげにやっていたのか・・・。
正観さんに興味のない人から見れば、オジサンにそこまで一生懸命する理由も
みつからないだろう。やはり、自分で気付かない言動が誤解を招いたのか?
主観と客観は こんなにも違うのだ。私の話は起きたことが事実だとしても
主観である経緯の話については あてにならなくなる・・・。
     
事件翌日 隣町のうたし会の方から、事実を関係者数人に言っても
いいだろうか?と聞かれ 私は OKしました。
隣町のうたし会の方は、これでうたし会はやめる方向になると私に話してきました。
これからは本を読む程度だろうと。
そして、地元のうたし会の方など関係者数人に 今回のことが伝えられました。
  
早速 地元のうたし会の方から 連絡が入り、なんと驚くことに 
正観さんがセクハラをしていることを知っていたと話し始めたのです。
とても軽い口調に違和感を感じつつも話を聞いていると、セクハラの事実が
あることは、今回の講演会をする少し前に聞いたと言うのです。
セクハラに遭った人に向け それを悪びれもしないで言える神経の太さと 
それで講演会を企画したいい加減さに あきれて すぐには言葉も返せなかった。
 
地元のうたし会の方がセクハラがあった事実を教えてもらった経緯はこうでした。
ある70代女性で 正観さんの熱狂的なおっかけファンがいました。
この方は昨年の地元講演会に遠い他県からわざわざ来られていたので 
私もよく覚えていました。そして、私のセクハラがあった少し前に
この70代の女性の懇意にしていた若い女性が 講演会のお手伝いで同じように
正観さんからセクハラの被害に遭ったことを 直接聞いたそうなのです。
70代の女性は 多くの友人・知人に正観さんが素晴らしいと紹介し続けていたので、
「とても この事実を周りには言えない・・・」とショックで家に閉じこもってしまわれた
そうです。被害に遭われた女性もうつっぽくなっているのだと。
その70代の女性に連絡をしたところ、この流れを
地元うたし会の方は聞くこととなったのです。 
「あの方 今回来てなかったでしょ」と地元うたし会の方の話は続いた。 
  
私はあることを思い出した。70代女性は 昨年の講演会打ち上げでは
正観さんの隣に座り、”亡くなった主人に似ているんです”と本当に幸せそうに
おっしゃっていました。正観さんにきついことを言われても 親しい証拠、 
それはそれは 笑顔で喜んでいらっしゃったのです。
どれほどの ショックであっただろう。 
70代の女性も、きっと関係者には警告の気持で伝えたのではないかと思うのです。
しかし、それは関係者からすれば 聞きたくないお話でしょうし、なかったことにするか、
何らかの理由をつけて 許そうとするのでしょう。これで被害は拡大されていく。
しかし、それを聞いた上で改めて地元うたし会の方の行動を思い返すと、
正観さんとの食事会の席次は自分で決めて 私を正観さんの隣にしていた。
さらに1時間弱の送迎を私一人にお願いしてきた。
たまたま流れで友人が乗ったが、危うく2人で過ごすところだった。
ここまでくると 悪意さえ感じてくる。
  
当日講演会で出店した県外のうたしショップの方にもこの事実を知らせたらしく
その反応を言い始めた。
”あんなに体調が悪かったのに そんな元気が・・・?!正観さんも 
男って言うことで、ねぇ・・・”
ショップを長年されている年配の方が今さら ”もう嫌だ やめるわ”
なんてことが言えないのはわかる気もするので 責める気にもなれない。
 
続いて主催者は言う・・・  
「大丈夫~、ムクノキさ~ん、まぁ、かわいそうに~。」
「正観さんも 結局ね ただの男なのよ~。わがままばっかりだし~。
言うこと聞いちゃダメなのよ~」
地元うたし会の方の その喋りかたさえも、いちいち癇に障り
情緒不安定な私の被害妄想はどんどん ふくらむ・・・こんな思いは
久しぶりだった。正観さんや一人さんの本を読み始めてからは
はじめて味わう怒りの感情でした。
 
あれだけ 教えを頭に入れたつもりで、私はもう何があっても大丈夫
という過信があっただけに 始末が悪い。
こういう教えを知る前よりも 自分がとんでもなく悪い人間に
感じてならないのだ。 それがますます混乱を招くのです。 
自分には軸があるだろうと思っていたのに こんなことでグラグラに
揺らいでしまう自分の軸のなさに がっかりする。
  
とはいえ、こんなに大きな記憶消去なんて そうそう出来るものでもない。
気持をごまかすにはホ・オポノポノのクリーニングは 最適でした。 
 
そうして2日クリーニングを続けると 気持が少しずつ落ち着いてくるのが
わかりました。 良かった、思ったよりも回復は早いじゃあないか!
  
そう思ったのも束の間、地元うたしショップの方から連絡が入り
おさまったと思われた気持をごったがえすようなことを また 言われるのです。 
 
当時、地獄言葉を言えない 元気のない顔も出せない という立場で
仕事をしていたことが私の救いともなっていました。
それでも 私と商売上の取引があった他県のうたし会の関係者の方も
セクハラの事実を知りながら知らぬふりで正観さんと関わっていた事実を知ることに
なったりと、次から次に 私に揺さぶりが起きました。
私の内側の浮き沈みを面白がるようにつついてきます。 
   
どこからか、嘘つかず、怒りを出せや、本性を出せや のしつこい攻撃に
私は振り回されっぱなしだったのです。 
 
このしつこい攻撃で この後 私は極端な反応を示してしまいます。
その反応を示したことが、やっと 私をこの混乱から救い出してくれたのです。
  
そして 冷静な目で 今回の事件のこと、関係者のことを私なりに分析でき
私なりの学びにたどり着くこととなりました。
 
 
続く・・・  
 

  • 2011年11月18日 22:10 / Comment(18)

コメントありがとうございます

ピーパー

記事、ありがとうございます…。

ここ一ヶ月ほど、ほとんど正観さんの本は読んでませんし、読む気にもなれない状態が続いています…。あんなに素晴らしい本なのに…。

しかし私は、やはりあの素敵な本の数々を、快くもう一度読みたいと思っているのは確かです。最近私が思うのは、「また正観さんの本を、前みたいに読めるようになるためにはどうしたらいいだろう?」という事です。このセクハラ事件を、どう解釈すれば、正観さんの本をまた読めるようになるのか……。

薄々浮かんできている考えは、どんなエロじじいだったとしても、精神的に満たされていて、余裕があって、幸せだったら、こんな事はしないのではないだろうか、という事です…。

正観さんは、なんらかの理由で、心の中に「闇」を抱えてこんでしまったのかもしれません……なんらかのイライラの心、欲求不満の心を、心の中に押し込んでしまったのかもしれません…。

多忙を極め、心も体も病んでしまったのかもしれません……。

高橋信次さんいわく「子供の頃は、皆純粋で、心に曇りを作りにくい。しかし成長し大人になるに従って、社会の荒波に揉まれ、五感(煩悩)に心を振り回され、心に曇りを作りやすくなっていく。この心の曇りが、守護霊からの光を遮り、悪霊の憑依を招く」

数日前、私は正観さんに対し底知れぬ怒りの感情を抱きましたが、最近思うのは、正観さんも、生まれつき、子供の頃からそういう最低なクズ野郎だったのかと思うと、おそらくそうではないのではないだろうか………人生のどこかで、何か悪いものを抱え込んでしまい、心に曇りを作ってしまったのではないだろうか……

……しかし……だからと言って、あの正観さんに限ってそんな自分勝手な欲望に振り回され、人を傷つけるなんて信じられない、という考えもよぎり、自問自答が頭の中で延々と続きます……

正観さんを「信じたい」←→「信じられない」この往復が、最近頭の中で繰り返されています……。

ただ一つ、思うのは、正観さんにも生まれつき「人を愛する心、優しい心」は、子供の頃からあったであろう……人のために自分を犠牲に出来る心も、きっとあったのではないか……

それが、どこかで湾曲した……のではないか……そう思いたい……(要するに生まれつきの最低なクズ野郎だとは、思わなくてもいいのではないか、そう思いたい……)

  • 2011年11月19日 01:58:00

Kazumi

ピーパーさん、いつもコメントありがとうございます。
 
私も 当時同じように正観さんの本が読めなくなって
しまったことが残念で仕方ありませんでした。しかし、
このことで正観さんについて想いをめぐらすことが 私にとって
大変深い意味を持ったことは 確かです。
ピーパーさんも、今感じておられる想いがどこかに
たどり着き、それがピーパーさんをさらに純粋にさせていくと
思っています。怒りや疑いの感情は吐き出すことに意味があり、
持ち続けることはできないはずです。そんな気持悪さは 
お互い求めていないはずですから。一時だけです。
  
ここに来られる方は、この記事を読みながらも 人間に
対する怒りを持ち続けるのではなく この中にも人間の
純粋さを見出したい方々であると 信じております。 
 
ピーパーさんが辿っている感情の経緯を見ることが
私や ここに来てくださる方達に 学びを与えています。
どうぞ、ピーパーさんが出した答えを私達にも共有させてください。
私は私なりの答えが出ました。 お互いの学びを尊重しあい、
お互いの人生を応援しあいたい気持でおります。
機会をいただいて 本当に感謝です。 

  • 2011年11月19日 07:29:00

アルベルト

記事ありがとうございます。2ちゃんねるの書き込みに、取り巻きはセクハラ行為を
知っている。中には小林正観に気に入られる為に、綺麗な女性を差し出す?といった
書き込みがあったけど裏付ける内容でした。ゾッとしましたね、小林にも取り巻き
にも。70代のおばあちゃん、若い女性、可哀想にね。もしこのKAZUMIさんの記事
を読んだらかなり救われると思いますよ。うつも少し改善すると思います。トイレ
掃除じゃ治らないけど。

ビーバーさん
小林の書いたりしゃべったりしてるのは、仏教や自己啓発本のパクリです。小林は、
自己を神格化する為に守護霊から聞いたなんて言ってるけど大ウソ。その点、あなたが
尊敬している高橋信次は、講演会に招待されてもトイレのスリッパを揃えたり汚れていた
ら掃除する人でした。もちろん、その事をひけらかし講演会でしゃべる男ではない。
今のGLAはどうか知らないけど。

  • 2011年11月19日 13:17:00

ピーパー

アルベルトさん、私に対するコメントありがとうございます。

まぁ高橋信次さんも、グーグルで「高橋信次」で検索すると、かなり上位の方にアンチ高橋信次が作ったサイトが出てきますが、私はこのサイトにある程度目を通し、怪しい話もあるのかなぁと思いましたが、「光の求道者 誰も書かなかった高橋信次」等の本も読んで、結論として、高橋信次さんは私にとって信じるに値する人間だと思う事が出来ました。

しかし今回の正観さんの件についてはかなりキツイですね……どこをどう解釈すれば正観さんの問題行動に対する想いを浄化出来るのか……相当難しい所です…。

  • 2011年11月19日 14:43:00

Kazumi

アルベルトさん コメント感謝しております。
   
セクハラをされる直前に正観さんをトイレにご案内したのですが
ふと、この方はトイレ掃除を清らかな気持でされている方では
ないんだろうな~、していないかもな~と思ってしまいました(笑)。
特別何かがあったわけではないのですが。気配でそう感じました。
 
アルベルトさんの いつも冷静で偏りのないご意見に
私は強さをいただきます。  
アルベルトさんは、悪と対峙する知識と精神的強さがあり、
お役目があるように感じています。こういう事件がなけば
繋がらない方かもしれず、ブログやHPがありましたら
教えていただきたいです。まだ、教えていただくことが
ありそうです^^。
  

  • 2011年11月19日 15:13:00

Kazumi

ピーパーさんの投げかけで、私にも 皆にも 色々な浄化が
おきているように思います。ありがとうございます。
  
ピーパーさんが 感情の吐き出しを正直に書いてくださって、
本当に有難いです。読んでる方も、わたしも、ピーパーさんも!
だんだん 深刻さがなくなってきていると感じるのは
私だけでしょうか♪ 

  • 2011年11月19日 15:24:00

非公開

管理者にのみ公開されます。

  • 2011年11月19日 19:19:00

Kazumi

非公開でのコメントありがとうございます。
もちろん もちろん、OKです♪
 
たった今、ブログをみてくれているお客様とお店で
あなたの噂をしておりました^^あなたのブログが楽しくて
みんな覗いております~。
先日の興奮したコメントで ひかれちゃったかと
思いました^^ こちらこそ嬉しいです。
 
あなた様とも、とてもご縁を感じております♪♪
今後もよろしくお願いいたします。

  • 2011年11月19日 19:33:00

非公開

管理者にのみ公開されます。

  • 2011年11月19日 21:17:00

アルベルト

Kazumiさん
過分なお誉めの言葉ありがとうございます。偽善者嫌いなんです。正観の取り巻きも
偽善者多い。こいつら正観の真似して金儲けするのが出てくるし、セクハラするのが
絶対出てくる。Kazumiの記事は絶対抑止効果ありますよ。私は残念ながらブログあ
りません。今、グリーンヒルWeb会、一法庵で瞑想と仏教勉強してます。仏教は簡単
です、良い事すれば良い事がおこり逆なら悪い事が起きる。Kazumiさんの記事は「
情報の布施」なので良い事が起きますよ。

ビーバーさん
私の情報も「光の求道者」からです(恥)それに加えてmixでこの本にも載っている
みやわき心太郎さんから。正観も若いころ、高橋さんの所に話を聞きに行ったのにね。

  • 2011年11月19日 21:21:00

こちゃま

はじめまして^^
少し気になったので、コメントさせていただきたいと思います。

胸中、お察しいたします。

これまでの文面からですと、
正観さんはKAZUMIさんに抱き付き、ナンパをしたということで
よろしいのでしょうか?

正観さんの本はどれもすばらしいと思います。
これは、『マスターの教え』や『神との対話』の中にも出てきますが、
語っている人から学ぶのではなく、語っている人の言葉そのものから
学ぶ、とあります。
実際、正観さんは1年に何回か届く神からのメッセージをベースに
皆さんにお話をされてたと思うんです。
ですので、考えとしてはこれまでのことを否定されたとお考えにならず、
正観さんの話は聞かないけど、正観さんについていた神様の話は聞く
ということでよろしいのではないでしょうか。

正観さんをここまでにした神様ですから、きっとすごい神様ですよ。

あと、私は「ありがとう」の連呼や「ホ・オポノポノ」に即物的な効果が
あるとは考えておりません。
それは、正観さんの人生やそのほかの人の効果を見ても、今一歩だよね
・・・という感じです。

実際に私も年齢×3万回やったことがありますけど、
その直後から奇跡どころか、ひどいめの連発でした[あはは](泣)

ただ、マイナスな出来事に対して少し心の距離を置いて、
その際に感謝したり、ホ・オポノポノを唱えることは、
メンタルヘルス的にはいいかな・・程度です。

精神世界に身を置かれているKAZUMIさんとして、
これらの効果についてどうお考えでいらっしゃるのか
お聞かせいただければ、幸いです。

  • 2011年11月21日 18:22:00

非公開

管理者にのみ公開されます。

  • 2011年11月22日 21:50:00

非公開

管理者にのみ公開されます。

  • 2011年11月23日 03:21:00

Kazumi

アルベルトさま 
 
いつも いつも 感謝です。
アルベルトさんが伝えようとしてくれていることに想いを
向けると、一言ではいいあらわせぬものを感じます。
そのためか アルベルトさんに対しての気持をなかなか文章に
出来ずにいます。アルベルトさんの作り出した想念の世界の
力強さですね。知識・経験・実践がなければ作り出せないもの
だと思います。様々な情報を戴くことで さらに導かれそうです。
あなたを引き寄せた自分をほめてやりたい^^(笑)
ありがとうございます。 
  

  • 2011年11月23日 19:27:00

非公開

管理者にのみ公開されます。

  • 2012年01月31日 02:09:00

keis

ある女性と出会い、その女性は正観さんの塾生でした。
正観さんとみだらな行為をしたと(させられた?)と話しております。セクハラはホントのようですね。がっくりきました。

  • Mail
  • 2017年04月04日 16:52:27

千の風になって

私もコメント参加して良いですか?
高橋 信次先生を大尊敬している者でふす。

  • Mail
  • URL
  • 2017年05月07日 12:27:01

千の風になって

ここで高橋 信次先生のお名前が拝見出来るとは思ってもいなかったので、
嬉しくなりました。
私は今でも揺らぐ事なく、高橋 信次先生の教えは真実だと信じて疑わない者です。
今、現在、高橋 信次先生程の方は
顕れておりません!残念な事ですが!
時々、お邪魔させて頂いて宜しいでしょうか?

  • Mail
  • URL
  • 2017年05月07日 12:33:48

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